口臭の原因について

いや〜な口臭はどうして起きるのでしょう??
口臭で悩んだ私が、口臭外来や大学病院歯学部の先生に聞いたことをまとめました。
参考にしてみてください。

 

 

まず、口臭の原因として次の4つが考えられます。

 

口腔(口の中)が原因

 

口臭は口の中の細菌が一番の原因として考えられます。
口腔外科や口臭外来に行って、一番に疑われることは歯周病になっているかどうかです。
過去の研究で歯周病にかかることと、口臭には高い相関性があることがわかっています。

 

 

歯周病は歯周ポケットが出来ることが大きな特徴です。
これは細菌に、口の中の最高の住みかを提供していることになるのです。

 

その細菌の中でも嫌気性菌とい細菌は、
代謝の過程で硫化水素という物質やメチルメルカプタンというガスを生産します。

 

これが臭い口臭のもとになるんですね〜。

 

口臭外来や大学病院の口腔外科に行くと、
客観的に口臭の度合いを測定する装置がありますので、専門家に調べてもらうとよいでしょう。もちろん歯周病のチェックもしてもらえると思います。

 

 

口臭チェック

 

  1. 歯ぐきからよく出血する。
  2. 歯ぐきがよく腫れる。
  3. 口の中がネバネバする。
  4. グラグラした歯がある。
  5. 歯と歯の間に食べ物がよくはさまる。
  6. 穴のあいた歯がある。
  7. 歯の表面を舌でさわるとザラザラしている。
  8. 義歯、ブリッジ、冠などが、入っている。
  9. 舌を磨いたことがない。
  10. 口の中がパサパサしている。

 

  • 1.2.3.4.5.に当てはまる人⇒歯周病が口臭の原因という可能性大。歯周病により、口腔内細菌により分解され、発生した物質が悪臭を放つ。
  • 6に当てはまる⇒虫歯で空洞ができて、食べ物が入り食べ物が腐敗して、悪臭を放つ。
  • 7.8.9に当てはまる⇒歯磨き不良により、歯垢や食物残渣によるもの。
  • 10に当てはまる⇒唾液が少ないのも原因です。(口腔乾燥症)

 

 

 

 

 

全身の病気が原因

次に示すような臭いが感じられたら、全身の病気の疑いがあります。

 

 

呼吸器系(肺癌、肺腫瘍)⇒タンパク質の壊疽臭
消化器系(胃癌、食道気管)
耳鼻咽喉系(扁桃炎、咽頭膿瘍、咽頭癌)
咽頭、気管支、肺のカンジタ感染   ⇒甘いにおい
糖尿病⇒アセトン臭
肝硬変、肝臓癌⇒アンモニア臭
トリメチルアミン尿症⇒魚臭

 

 

食べたものによる口臭

ニンニク、ニラ、ネギ、たくあんなど、臭いの強いものを食べたりしたときや、
アルコールや喫煙によりいったん体内に取り込まれた臭いの元になる成分が胃の中で消化されたときに
その臭いの原因が血液を介して全身にまわり、肺を経由して吐き出されると口臭になります。
これはいくら歯を磨いてもマウスウォッシュをしても臭うことがあります。

 

生理的口臭が原因

朝起きたとき空腹時に口臭が臭うことがあるひとも多いと思います。
また、女性の場合、生理時や生理前後のホルモンバランスの不調により口臭を感じるときがあります。

 

 

 

上にあげた3・4の口臭は、通常なら時間の経過と共に減少していきます。

 

生理的口臭には日によって口臭がする・しないなど、内変動がみられますが、口臭ゼロ(無臭)になるということはありません。

 

私たちは日々生きている人間として、毎日食事をし、口の中ではさまざまな代謝が行われているので、口臭が無臭だということはありえません。

 

ですから、口臭はあまり神経質になる必要はないのです。
ただ、他人を不快にさせるような強い口臭がでないように気をつければいいのです。

 

 

 

このページに記載した口臭の原因の中で、問題となるのは、病気によって発生する口臭です。

 

口の中の病気、鼻のどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気などが口臭と関連していると考えられています。
それらは口の中の原因が口臭を起こす全体の90%以上を占めています。

 

口臭が気になったら、まずは口臭外来で相談されるといいでしょう。